離乳完了期(歯食べ期・食具食べ期)とは?自分で食べる力を育てる大切な時期
- fukushimafdcinfo
- 7月21日
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離乳完了期は1歳〜1歳6か月頃にあたり、「歯食べ期」や「食具食べ期」と呼ばれます。この時期は前歯や奥歯が少しずつ生え始め、歯ぐきだけでなく歯も使いながら食べ物を噛む練習を行います。また、自分で食べる力を身につけるための重要な時期でもあります。
食事回数は1日4回が目安です。朝・昼・夕の3回の食事に加え、1回の間食を取り入れます。ただし、間食は「おやつ」ではなく、成長に必要な栄養を補うための補食として考えることが大切です。おにぎり、さつまいも、果物、チーズなど、栄養のある食品を選びましょう。
この時期は手づかみ食べを続けながら、スプーンやフォークを使う練習を進めます。上手に使えなくても問題ありません。自分で食べ物をすくい、口へ運る経験を積み重ねることで、食具操作の基礎が身についていきます。
また、自分に合った「一口量」を学ぶことも重要です。一度にたくさん口へ入れすぎると、噛みきれなかったり飲み込みにくくなったりします。食具を使いながら適切な量を覚えることで、安全に食べる力が育まれます。
食事では「自分で食べたい」という気持ちを大切にしましょう。時間がかかったり、こぼしたりすることもありますが、自立した食行動の発達には欠かせない経験です。大人がすべて手伝うのではなく、必要な時だけサポートすることがポイントです。
さらに、食事中の姿勢もお口の発達に大きく関係します。椅子に深く座り、足裏が床や足台、補助板にしっかりつくようにしましょう。足元が安定すると身体が支えられ、噛む力や飲み込む力を十分に発揮できます。
離乳完了期は、食べ物を噛む力、自分で食べる力、食具を使う力を身につける大切な時期です。楽しい食事の時間を通して、お子さまの成長を温かく見守っていきましょう。
筆者:福島ファミリーデンタルクリニック 院長 歯科医師 増田貴行


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