top of page
歯医者

ブログ

blog
検索

幼児食(前期)は「自分で食べる力」を育てる大切な時期

執筆者の写真: fukushimafdcinfo
fukushimafdcinfo
7月25日
読了時間: 2分

離乳食が完了すると、いよいよ「幼児食(前期)」へと移行します。この時期は、食べ物から栄養を摂るだけでなく、「噛む力」「食べる意欲」「食事のマナー」を身につける大切な時期です。

幼児食(前期)の目安は、1日4回(3回の食事+1回の間食)です。間食はお菓子ではなく、補食として不足しやすい栄養を補う役割があります。おにぎりやさつまいも、チーズ、ヨーグルト、果物などがおすすめです。

この頃になると、前歯が生えそろい始め、前歯で食べ物をかじり取り、奥歯でしっかり噛む練習ができるようになります。一口サイズに切りすぎると「かじり取る動き」が育ちにくいため、スティック状の野菜や食パン、バナナなどを持たせ、自分でかじり取る経験を増やしましょう。

また、奥歯で噛むためには、適度な硬さの食材を選ぶことも大切です。柔らかすぎる食事ばかりでは噛む力が育ちません。歯ぐきや奥歯で数回噛める程度の硬さを目安にし、徐々に食感のある食材を取り入れていきましょう。

この時期は「自分で食べたい」という気持ちも強くなります。スプーンやフォークを使いたがったり、手づかみで食べたりすることも成長の証です。多少汚れてしまっても、できるだけ見守りながら挑戦させることが、自立した食べ方につながります。

さらに、家族と一緒に食卓を囲むことも重要です。大人がおいしそうに食べる姿を見ることで食への興味が高まり、「いただきます」「ごちそうさま」などのあいさつや食事のマナーも自然と身についていきます。テレビやスマートフォンはできるだけ消し、会話を楽しみながら食事をする環境を整えましょう。

幼児食(前期)は、お口の機能だけでなく、心や社会性の発達にも深く関わる大切な時期です。毎日の食事を通して「噛む」「味わう」「楽しむ」経験を積み重ねることが、健やかな成長につながります。

福島ファミリーデンタルクリニックでは、お子さまのお口の発達や食べ方についてもご相談いただけます。食事やお口のことで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

筆者:福島ファミリーデンタルクリニック 院長 歯科医師 増田貴行

 
 
 

最新記事

すべて表示
離乳初期に「飲み込まない・むせる・もどす」ときの対応

離乳食を始めたばかりの赤ちゃんを見ていると、「口に入れたのになかなか飲み込まない」「むせてしまう」「もどしてしまう」と心配になることがあります。 離乳初期は、まだ食べ物を口に取り込み、舌でまとめて飲み込む動作に慣れていない時期です。そのため、うまく飲み込めないこと自体は珍しくありません。まずは赤ちゃんの様子をよく観察し、原因に合わせて対応することが大切です。 なかなか飲み込まないとき ① スプーン

 
 
 
離乳初期における上唇の使い方|スプーンの進め方と口の発達

離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは、まだ上手に唇を閉じて食べ物を取り込み、飲み込むことができません。離乳初期は、母乳やミルクを飲む動きから、食べ物を口に取り込み、飲み込むための動きへと少しずつ変化していく大切な時期です。 離乳初期の上唇は重要な役割をしています 離乳初期の赤ちゃんにとって、上唇の動きは食べ物を口の中に取り込むために重要です。 スプーンから食べ物を取り込むとき、下唇を支点として上唇が下

 
 
 
子どものよだれが多いのはなぜ?小児歯科で考える原因と対策

「うちの子はよだれが多いけど大丈夫?」と心配される保護者の方は少なくありません。子どものよだれには、成長や口の機能発達が関係しています。 乳児のよだれは多くても問題ない? 特に生後6か月~1歳頃は、よだれの量が増えやすい時期です。この時期は唾液の分泌が活発になる一方で、まだ口の周りの筋肉や舌の動き、飲み込む機能が発達途中です。そのため、よだれが多くても成長の一過程として問題がないことが多いです。

 
 
 

コメント


2921788_m.jpg

お問い合わせ

clinic
ご予約・ご相談はこちらから

【24時間受付】

【受付時間9:00〜13:00/15:00〜19:00 木・日祝休】

bottom of page