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離乳初期における上唇の使い方|スプーンの進め方と口の発達

執筆者の写真: fukushimafdcinfo
fukushimafdcinfo
8月28日
読了時間: 2分

離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは、まだ上手に唇を閉じて食べ物を取り込み、飲み込むことができません。離乳初期は、母乳やミルクを飲む動きから、食べ物を口に取り込み、飲み込むための動きへと少しずつ変化していく大切な時期です。

離乳初期の上唇は重要な役割をしています

離乳初期の赤ちゃんにとって、上唇の動きは食べ物を口の中に取り込むために重要です。

スプーンから食べ物を取り込むとき、下唇を支点として上唇が下りてきます。そして、唇を閉じる動きを覚えながら、食べ物を口の中に取り込み、飲み込みやすい状態へとつなげていきます。

離乳食を始めたばかりの時期は、まだ上唇をうまく使えないため、口から食べ物がこぼれたり、舌で押し出したりすることがあります。これは、口の機能が発達している途中でみられる自然な反応です。

スプーンは下唇に置いて「待つ」ことがポイント

離乳初期にスプーンで食べさせるときは、まず赤ちゃんの下唇にスプーンをそっと置きます。

その後、赤ちゃん自身が上唇を下ろして食べ物を取り込むのを待ちましょう。

ここで大切なのは、スプーンを口の中に入れたり、上唇にスプーンを擦り付けたりしないことです。

大人がスプーンを引き抜くことで食べ物を取らせるのではなく、赤ちゃん自身の上唇の動きを引き出すことが、口の発達につながります。

「下唇にスプーンを置く → 上唇が下りてくるのを待つ → 赤ちゃんが食べ物を取り込む」という流れを意識してみましょう。

上唇の動きは、その後の食べる機能にもつながる

上唇は、食べ物を取り込むだけではなく、口を閉じる、食べ物を口の中に保持するなど、食べるためのさまざまな動きに関係しています。

離乳食は単に栄養を摂るためだけではなく、「食べる・噛む・飲み込む」という口腔機能を育てる練習の時期でもあります。

ただし、赤ちゃんの発達には個人差があります。食べ物をうまく取り込めない、むせることが多い、離乳食がなかなか進まないなど、気になることがあれば小児歯科や摂食嚥下について相談できる歯科医院に相談してみましょう。

福島区鷺洲の福島ファミリーデンタルクリニックでは、お子さんの歯の健康だけでなく、離乳食や食べる・飲み込む機能についてもご相談いただけます。

筆者:福島ファミリーデンタルクリニック院長 歯科医師 増田貴行

 
 
 

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