歯の生える時期が遅れている?
- fukushimafdcinfo
- 4月28日
- 読了時間: 3分
「うちの子だけ歯が生えるのが遅い気がする…」と不安に感じたことはありませんか?お子様の成長には個人差があるため、歯の生える時期にもある程度の幅があります。しかし、一定の基準を超えて遅れている場合は「萌出異常(ほうしゅついじょう)」の可能性も考えられます。
歯の生える時期には個人差がある
一般的に乳歯は生後6ヶ月頃から生え始め、2歳半〜3歳頃までに生えそろいます。一方、永久歯は6歳頃から徐々に生え変わりが始まります。ただし、これらはあくまで目安であり、多少前後することは珍しくありません。
しかし、乳歯の場合で半年以上、永久歯で1年以上生えてこない場合には、注意が必要です。このようなケースでは、単なる個人差ではなく萌出異常の可能性があります。
萌出異常とはどんな状態?
萌出異常には、単に「遅い」だけでなく、さまざまなパターンがあります。
・歯がなかなか生えてこない・本来とは違う位置から歯が生えてくる・通常の順番とは異なり、次に生えるはずの歯より先に別の歯が生えている
このような状態が見られる場合は、お口の中で何らかの問題が起きている可能性があります。例えば、歯の向きやスペース不足、過剰歯(余分な歯)が影響していることもあります。
放置するとどうなる?
萌出異常をそのままにしてしまうと、お子様の発育にさまざまな影響が出ることがあります。
例えば、うまく噛めないことで食べ物を丸呑みしてしまったり、片側ばかりで噛む「偏咀嚼(へんそしゃく)」の癖がつくことがあります。これにより、顎の成長バランスが崩れたり、将来的な歯並びやかみ合わせに悪影響を及ぼす可能性もあります。
また、噛む力が十分に育たないことで、消化への負担が増えたり、発音への影響が出ることも考えられます。
早めのチェックが大切です
歯の生え方に少しでも不安がある場合は、早めに歯科医院でチェックを受けることが大切です。レントゲン検査などを行うことで、歯の位置や本数、今後の生え方の予測が可能になります。
必要に応じて、経過観察や専門的な治療をご提案いたします。早期に対応することで、お子様への負担を最小限に抑えることができます。
お子様の健やかな成長のために
歯の生え方は、お子様の成長を知る大切なサインの一つです。「少し遅いかも?」と感じた時点でのご相談が、将来のトラブル予防につながります。
福島区鷺洲の歯科医院「福島ファミリーデンタルクリニック」では、お子様一人ひとりの成長に合わせた丁寧な診療を行っております。どんな些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。
筆者:福島ファミリーデンタルクリニック 院長 歯科医師 増田貴行


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