構音に障害がある?お子さまの発音が気になる保護者さまへ
- fukushimafdcinfo
- 5月29日
- 読了時間: 3分
「さかな」が「たかな」になる、「さしすせそ」がうまく言えないなど、お子さまの発音が気になったことはありませんか?
幼児期は言葉を覚える途中のため、多少の発音の未熟さは自然なことです。しかし、5歳を過ぎても発音が不明瞭であったり、会話が聞き取りにくい場合には「構音障害(こうおんしょうがい)」が関係している可能性があります。
今回は、構音障害の特徴や原因、歯科で確認できるポイントについて解説します。
構音障害とは?
構音障害とは、言葉を発するときに正しい音を作れない状態を指します。舌や唇、顎、鼻、呼吸などの機能がうまく使えず、発音が不明瞭になることがあります。
特に小児では、お口の発達や癖、鼻の病気などが関係していることも少なくありません。
構音障害の例
以下のような発音がみられる場合は注意が必要です。
・「さ行」が「た行」になる例:「さかな」→「たかな」
・「か行」が「た行」になる例:「かさ」→「たた」
・「ら行」がうまく発音できない例:「らっぱ」→「だっぱ」
・舌を前に出して発音するいわゆる「舌突出癖」による発音
・鼻に抜けるような声になる鼻咽腔閉鎖不全や鼻疾患の可能性
・何を言っているか聞き取りにくい
成長途中ではみられることもありますが、5歳以降も継続する場合は専門的な確認が必要です。
原因はお口だけではありません
構音障害の原因はさまざまです。
舌やお口の問題
・舌小帯が短い・歯並びや噛み合わせの問題・口呼吸・舌の使い方の癖
鼻や耳の問題
・アレルギー性鼻炎・慢性的な鼻づまり・アデノイド肥大・中耳炎による聞こえの低下
鼻疾患がある場合には、耳鼻咽喉科との連携が必要になることもあります。鼻呼吸ができず口呼吸が続くと、発音だけでなく歯並びやお口の発達にも影響を与える可能性があります。
歯科医院でできること
歯科医院では、発音に関係するお口の状態を確認できます。
・舌の動き・口唇の力・歯並び・噛み合わせ・口呼吸の有無・飲み込み方
必要に応じて耳鼻咽喉科や言語聴覚士との連携を行い、お子さまに合ったサポートを考えていきます。
「様子を見る」だけで良い場合もあります
幼児期の発音は個人差が大きく、すぐに異常とは限りません。しかし、5歳以降でも発音が不明瞭であったり、本人が話しづらそうにしている場合には、一度相談することをおすすめします。
早めに原因を確認することで、お子さま自身のコミュニケーションへの自信につながることもあります。
福島区鷺洲の歯科医院「福島ファミリーデンタルクリニック」では、お子さまのお口の発達や口腔機能についても確認しております。発音やお口の使い方で気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
筆者:福島ファミリーデンタルクリニック 院長 歯科医師 増田貴行


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