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子供の舌の力が弱い?飲み込みやお口の発達との関係

  • 執筆者の写真: fukushimafdcinfo
    fukushimafdcinfo
  • 5 日前
  • 読了時間: 3分

「食事に時間がかかる」「飲み物でむせることがある」「いつも口が開いている」。このような様子が見られる場合、舌の力が弱いことが関係しているかもしれません。

舌は話す、食べる、飲み込むなど、お口の機能にとても重要な役割を担っています。今回は子供の舌の力と、お口の発達との関係についてお話しします。

舌の正しい位置とは?

舌は普段どこにあるのが正しいのでしょうか。

正常な状態では、舌の先端は上の前歯の裏から約2mmほど後ろの部分に軽く接しています。この位置を「スポット」と呼び、子供も大人も基本的には同じです。

しかし、舌の力が弱い場合は舌が下がりやすくなり、下の歯の内側に触れていたり、お口の底に落ちていたりします。

舌が正しい位置にない状態が続くと、口呼吸や歯並びの乱れにつながることがあります。

飲み込む時に舌は重要な働きをしている

私たちは普段、何気なく食事や飲み物を飲み込んでいます。

実は飲み込む時には、舌が上あごに押し付けられ、圧力を作り出しています。その圧力によって食べ物や飲み物がのどへ送り込まれるのです。

舌の力が十分にあるとスムーズに飲み込めますが、舌圧(ぜつあつ)が弱い場合は飲み込みがうまくいかなくなります。

その結果、

・食事に時間がかかる・飲み物でむせる・口の中に食べ物が残る・食べこぼしが多い

といった症状がみられることがあります。

舌の力が弱いと歯並びにも影響する

舌は飲み込みだけでなく、歯並びや顎の成長にも関係しています。

本来、舌は内側から上あごを支えています。しかし舌の力が弱く、低い位置にあると上あごの成長が十分に促されないことがあります。

また、口呼吸を伴う場合には、出っ歯や歯列不正の原因になることもあります。

そのため、小児歯科では虫歯だけでなく、お口の機能発達にも注目しています。

舌のトレーニングで改善を目指す

舌の力が弱い場合には、口腔機能発達不全症の検査やトレーニングを行うことがあります。

代表的な訓練の一つが「ポッピング訓練」です。

舌を上あごに吸い付け、「ポンッ」と音を鳴らしながら離します。この動作によって舌を持ち上げる筋力を鍛えることができます。

また、「ガムトレーニング」も有効です。

ガムを噛みながら舌でまとめる練習を行うことで、舌の動きや力を向上させることが期待できます。

これらの訓練は継続することが大切です。

気になる症状はご相談ください

舌の力が弱いと、飲み込みにくさやむせ込みだけでなく、口呼吸や歯並びの問題につながることがあります。

「食べるのが遅い」「飲み物でよくむせる」「いつも口が開いている」といった症状がある場合は、一度お口の機能を確認してみることをおすすめします。

福島区鷺洲の福島ファミリーデンタルクリニックでは、お子さんのお口の発達や口腔機能発達不全症の検査・トレーニングにも対応しております。気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

筆者:福島ファミリーデンタルクリニック 院長 歯科医師 増田貴行

 
 
 

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