子どもの「いびき」は睡眠時無呼吸症候群のサイン?
- fukushimafdcinfo
- 8月10日
- 読了時間: 3分
「子どもが毎晩いびきをかいている」「口を開けて寝ている」「寝相が悪く、夜中によく動く」――このような様子がある場合、小児の睡眠時無呼吸症候群が隠れている可能性があります。
小児の睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が繰り返し止まったり、弱くなったりする病気です。子どもの場合、睡眠中の呼吸が妨げられることで、睡眠の質が低下し、日中の眠気や集中力の低下、成長への影響につながることがあります。
小児の睡眠時無呼吸症候群の主な原因として挙げられるのが、口蓋扁桃肥大とアデノイド増殖症です。
口蓋扁桃やアデノイドが大きくなると、睡眠中に空気の通り道である上気道が狭くなり、いびきや呼吸の停止を引き起こすことがあります。
アレルギー性鼻炎や肥満も増悪因子
小児の睡眠時無呼吸症候群では、アレルギー性鼻炎も症状を悪化させる要因の一つです。鼻づまりによって鼻呼吸がしにくくなると、口呼吸になりやすく、睡眠中の気道がさらに狭くなることがあります。
また、肥満も睡眠時無呼吸症候群の増悪因子となります。子どものいびきが続いている場合は、単なる「寝息」と考えず、普段の睡眠の様子を観察することが大切です。
どんな症状に注意すればいい?
以下のような症状がある場合は、一度医療機関へ相談しましょう。
・大きないびきが続く・睡眠中に呼吸が止まっているように見える・口を開けて寝ている・寝汗が多い・寝相が悪い、夜中によく動く・朝すっきり起きられない・日中に眠そう、集中しにくい
小児では「眠い」という典型的な症状だけでなく、落ち着きがない、集中しにくいなど、日中の行動の変化として現れることもあります。
治療は原因に応じて行います
治療は、睡眠時無呼吸症候群の原因や程度によって異なります。アレルギー性鼻炎などによる鼻づまりが関係している場合には、抗アレルギー薬などによる治療が行われることがあります。
口蓋扁桃肥大やアデノイド増殖症が原因となっている場合には、耳鼻咽喉科での診察を受け、必要に応じて扁桃やアデノイドに対する手術が検討されます。
子どもの「いびき」は、成長の途中ではよくあることと思われがちですが、睡眠時無呼吸症候群のサインである場合もあります。気になる症状があれば、まずは小児科や耳鼻咽喉科、歯科などに相談し、必要に応じて専門医療機関につなげてもらうことが大切です。
福島区鷺洲の福島ファミリーデンタルクリニックでは、お子さまのお口の発達や呼吸、睡眠などについても、歯科の立場からサポートしています。気になることがあればお気軽にご相談ください。
筆者:福島ファミリーデンタルクリニック 院長 歯科医師 増田貴行


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