子供の言語発達過程をご存じでしょうか?
- fukushimafdcinfo
- 4月11日
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赤ちゃんの「ことば」は突然話せるようになるわけではなく、生まれてすぐの頃から段階的に発達していきます。そしてこの言語発達は、お口の筋肉や呼吸、飲み込みといった口腔機能の発達と深く関係しています。
まず、生後2か月頃になると「あー」「うー」といった母音中心の声を出すようになります。これを「クーイング」と呼びます。まだ意味のある言葉ではありませんが、発声器官が順調に発達しているサインです。
その後、生後4か月頃から1歳頃にかけて「ぱぱぱ」「だだだ」「ままま」など、子音を含んだ繰り返しの発声がみられるようになります。これは「喃語(なんご)」と呼ばれ、お口や舌、唇の動きが活発になってきた証拠です。この時期は発音の基礎づくりとしてとても大切な時期です。
さらに成長すると、意味のある言葉が出始める「一語文」が見られるようになります。例えば「まんま」「ワンワン」などです。そして「ママ きた」「ワンワン いた」などの二語文、「ママ きたよ うれしい」などの三語文へと発達していきます。このように言葉は段階を踏みながら自然に増えていきます。
言語発達には個人差がありますが、お口の機能がしっかり発達していることが重要です。例えば、口を閉じる力、舌を動かす力、呼吸の仕方、姿勢などが発音に大きく関係しています。
また、食べる機能と話す機能は密接につながっています。しっかり噛むこと、飲み込むこと、口を閉じて食べることなどは、発音の基礎を育てる大切な要素です。
近年では「口呼吸」や「柔らかい食事中心の生活」によって、お口の機能が十分に発達しにくいお子さんも増えています。その結果、発音が不明瞭になる、言葉が遅れるといったケースにつながることもあります。
そのため、赤ちゃんの頃から発声の様子を見守ることはとても大切です。例えば次のようなポイントを確認してみてください。
・声をよく出しているか・喃語が増えているか・口をしっかり動かしているか・口呼吸になっていないか・よく噛んで食べているか
こうした日常の観察が、お子さまの健やかな言語発達につながります。
福島ファミリーデンタルクリニックでは、歯並びだけでなく「話す機能」「食べる機能」といった口腔機能の発達についても確認しています。言葉の発達が気になる場合は、お気軽にご相談ください。
筆者:福島ファミリーデンタルクリニック 院長 歯科医師 増田貴行


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